下地島空港 長年の空白期間に幕
- 建物・施設
沖縄県にある下地島空港(沖縄県宮古島市伊良部佐和田1727)は、那覇空港並みの3,000メートルの滑走路を持つ空港。1979年に開港し、1980年から民間航空機のパイロット育成、訓練用の空港として活躍してきました。2009年のピーク時には年間で19,000回を超す着陸回数がありましたが、近年では海上保安庁や第一航空などの小型機が訓練するのみ、という状況でした。また、これまでの歴史の中では、訓練用としてだけではなく定期便が就航したことも。1980年に那覇空港感との間に定期便が就航されたものの1994年に運休となり、それ以降定期便の運航はなく空白の期間が続いていました。
しかし、2019年3月30日に新ターミナルが開業。成田空港や関西国際空港への定期便が就航する予定となっています。長らく訓練用の空港として活躍してきた空港ですが、これからは多くの人々を運んでくれることが期待されています。
(2019年3月執筆)
様々な歴史を超え、あらたな時代に入ります。
長年にわたり訓練飛行場として利用されてきました。
長きにわたる空白期間を経て新しい時代が扉をひらきます。
PHOTO:PIXTA