ロイヤルウイング 引退
- 乗り物
横浜港のレストランシップ「ロイヤルウイング」が引退します。2023年4月末をもって通常定期便は終了。ファイナルクルーズは5月14日とのことです。
「ロイヤルウイング」は、エンターテイメント レストラン船で、旅客定員630名を誇る大型客船。横浜港内を大さん橋から2時間弱かけて運航し、おいしい食事と美しい景色や夜景を楽しめることが人気の客船です。
同船の前身の「くれない丸」は1959年進水、翌1960年竣工です。当時の最先端技術が注ぎ込まれた客船として活躍しました。その後、横浜港を母港とするレストラン客船として再デビューし、現在に至るまで多くの人に親しまれてきました。
「現在でも横浜港の大切な景色の一部となっているロイヤルウィングですが、私は小学校のころにスイーツバイキングを楽しむために足を運んだことが記憶に残っています。もちろん大人になってからもクルージングを何度も楽しみました。この船で楽しむ潮風やエンジン音はもうすぐ永遠の思い出になりそうです。あと1か月ですね。最低1回は乗船するつもりです!」横浜市在住の男性の言葉です。
(2023年4月執筆)
多くの方々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA