千葉県立中央図書館 立入制限
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千葉県千葉市にある千葉県立中央図書館(千葉県千葉市市場町11-1)が、耐震不足に関わる安全対策のため施設の一部を利用制限されることになりました。この図書館は1924年に設立され、1968年に大高正人が設計した最新の建物は、日本を代表する近代建築として広く知られています。古い雑誌や学術関係の出版物が多くそろえられており、調べ物をする際には係員が案内をしてくれます。地元千葉県に関する資料も豊富で、歴史のある書物も手に取って見ることができます。希望すれば、県外の図書館からの本の取り寄せもできます。静かな場所に建ち豊富な蔵書がそろっているため、地元住民だけでなく専門的な調べ物をするため県外からも多くの人が来館します。残念ながら2016年7月に、一部施設が利用を制限されました。2階は児童閲覧などを除き閉鎖され書庫となっているようです。耐震の問題は大きいようで、今後の建替えや移転も協議されています。長年にわたり千葉県の知の拠点である同館。一度現地を訪れてはいかがでしょうか。(2018年5月執筆)
歴史ある建物です。
この入り口に思い出お持ちの方は多いのではないでしょうか。
目に焼き付けておきたい、とても美しい建築物ですね。
PHOTO:miho様/PIXTA