日置市立吉利小学校 閉校
- 文化・教育施設
日置市立吉利小学校(鹿児島県日置市日吉町吉利4330)は1874年に外城第39郷校として小松家仮屋跡に開校しました。ここが当校の創立起源となります。日置市立吉利地区は小松帯刀のゆかりの土地です。当校の敷地に領主館が設けられ、ここを拠点として領内を治めていったという歴史があります。当校の卒業生が卒業記念制作として作成した小松帯刀の銅像が子供たちを見守ります。
地域住民と一体となって盛り上がる運動会、もちつき大会、近隣の田んぼで行う田植えなど地域に密着した、伝統ある学び舎です。残念ながら2018年3月をもって143年の歴史の幕を下ろすことになりました。この由緒正しい歴史のある当校の閉校を惜しむ声が各地から聞こえてきます。
(2018年2月執筆)