熊野市立神上小中学校 休校

  • 文化・教育施設

148年の歴史を誇る熊野市立神上小中学校(三重県熊野市神川町63)が、2020年3月をもって休校となりました。

2003年に小中学校が統合され、現在の神上小中学校になりました。創立制定年は神上小学校の前身の学校が設置された1873年で、1世紀以上に渡り子どもたちの学び舎であり続けました。休校時の全校児童・生徒合わせて4名という非常に少人数校ですが、子どもたちだけでなく地域の人も協力し講師としてその健やかな成長に手を貸しているようです。

一級河川・神上川を目の前に臨み、周囲を山と田畑に囲まれた閑静な土地に校舎を構え、入り口付近には「那智黒石の里 桜の名所 神川町 熊野市立神上小中学校」と書かれています。春になると桜が咲き誇り、校地を美しく彩ってくれます。地域が一丸となって築き上げた学校がなくなってしまい、惜しむ声が聞かれました。ゆかりがある方は、懐かしい場所を訪れてみてはいかがでしょうか。

(2020年4月執筆)

 

VIDEO : oodaisystem 様

 

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