四万十市立東中筋中学校 閉校
- 文化・教育施設
高知県四万十市にある東中筋中学校(高知県四万十市国見222)は、四万十市街から西に10分ほど車で走ったところにあります。学校の周囲は中筋川がゆったりと流れている、非常にのんびりとした雰囲気の田園地帯。自然が多くあり、冬にはツルが飛来します。そのため、同校では「四万十市つるの里づくり会」の方々を招いて、中筋川に飛来するツルの学習を行っています。毎年60〜70羽ほど飛来するツルのために、デゴイの設置や周辺の水生生物の観察を行うなど、この地域ならではの学習や体験ができる中学校です。しかし、生徒数は年々減少。四万十市の中学校再編計画により、2021年4月を目標として周囲の中学校との統合計画が示されており、その歴史に幕を閉じることになっています。冬になると飛来するツルの姿を見がてら、同校にもう一度足を運んで、学校の思い出を語り合ってみてはいかがでしょうか。(2019年1月執筆)