青森県立岩木高等学校 閉校
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青森県弘前市(旧中津軽郡岩木町)にあった青森県立岩木高等学校(青森県弘前市駒越村元75-1)は、2017年3月31日をもって青森県立弘前中央高等学校に統合され、69年の歴史を閉じました。
1948年に青森県立弘前工業高等学校、青森県立弘前女子高等学校の大浦分校として開校し、その後5,648名もの卒業生が巣立ちました。岩木高等学校は、桜で有名な弘前城から西へ2キロの岩木川を渡った場所にあり、また校舎からは津軽平野のシンボルである岩木山を望むことができ、まさに「岩木」の名を頂く学校でありました。岩木山と岩木川、ミチノクコザクラを象徴とした校章も印象的です。
岩木高等学校は残念ながら閉校してしまいましたが、閉校後の校舎は改修工事を経て青森県立弘前第一養護学校の高等部として生まれ変わり、生き続ける予定となっています。岩木高等学校にゆかりのあった方、卒業生は現地を訪れ当時の雰囲気を懐かしんでみてはいかがでしょうか。
(2018年8月執筆)