いちょう学園 閉園
- 文化・教育施設
青森県上北郡おいらせ町にある保育園の中で最も歴史の古い、いちょう学園（青森県上北郡おいらせ町上明堂30-2）が閉園しました。町の木を「いちょう」とするおいらせ町には十和田湖から奥入瀬川が流れ、その川沿いにいちょう学園の園舎はありました。2006年に旧下田町と旧百石町が合併しておいらせ町となる、はるか前の1941年に建てられた園舎は、戦禍を免れ建設当時の姿を残していました。
87年間という長い間、地元の子供たちを守り続けてきた当園でしたが、園舎の老朽化と園児減少のために2017年3月31日で閉園となりました。2017年3月12日には最後の卒園式と閉園式が行われましたが、在園児の他にも十数年前の卒園生も出席し、長い間地元で愛されていたことがうかがえました。残念ながら閉園してしまいましたが、卒園生やゆかりのある方々は跡地を訪れ、当時を思い出してみてはいかがでしょうか。
（2018年9月執筆）
