泉岳少年自然の家 解体
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1973年から仙台市内の小・中学生の野外活動施設として利用されてきた泉岳少年自然の家(宮城県仙台市泉区福岡字岳山9-17)。仙台から最も近くで本格的な登山が楽しめる泉ヶ岳の山麓にあった施設ですが、自然体験や研修などが行われ、年間で4万人近くがこの施設を利用していました。
宿泊設備や食堂、風呂が完備されており、4歳から中学生までの子どもとその家族であれば同施設を利用することができることから、泉ヶ岳登山の際の宿泊をはじめ、自然体験などに利用する家族連れも多くいました。
人気の施設でしたが、老朽化を理由に2014年7月に閉所され、「仙台市泉岳自然ふれあい館」として改築されました。新しい施設も泉ヶ岳の自然に親しむことができる生涯学習施設として利用されていました。少年少女の思い出のつまった施設ではありましたが、残念ながら2017年6月に解体されました。
(2018年9月執筆)