栗原市立高清水中学校 閉校
- 文化・教育施設
2019年3月31日で閉校が決まっている栗原市立高清水中学校(宮城県栗原市高清水東館35)。同中学校が建っている場所は、もともと「高清水城」があった場所です。西側の正門横には土塁が残り、「高清水城跡」の石碑が建てられています。そのため、お城めぐりが好きな人が訪れることもしばしばあったようです。また同校では、毎年の合同防災訓練にも力を入れていました。学区が水害地帯であることも踏まえ、生徒だけではなく地域の人々も一体となって訓練を行っており、2018年には250人もの人が参加。防災への意識を新たにしましたが、2018年度で閉校になることから、地域の人々からは寂しさを訴える声も上がりました。
独立校としての長年の歴史に幕を下ろす同校ですが、2019年4月からは、瀬峰中学校と統合され、栗原南中学校として新たなスタートを切ることになります。同校にゆかりのある人は、学校の敷地に足を運んでみては。(2019年1月執筆)