青森県立黒石高等学校 定時制課程 廃止
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2015年には創立90周年を迎えた青森県立黒石高等学校(青森県黒石市西ケ丘65)には、定時制課程があります。全日制に劣らず定時制課程も67年の歴史を誇っていましたが、2016年3月をもって廃止となりました。1948年に定時制課程中心校として設置された後4つの分校とともに、勤労をはじめ多様化する学びのスタイルに寄り添ってきました。分校を含めると、これまでに約1,700人を送り出してきた定時制課程。全日制と比べると決して多くはない数字ですが、黒石高校の定時制がなければそれだけの人数が学ぶ機会を失っていたことを考えるとこの数字にも重みを感じます。思い出のある方は現地を訪れ、定時制ならではの輝きをもった日々を懐かしんでみてはいかがでしょうか。(2019年2月執筆)