岩手大学農学部(旧盛岡高等農林学校) 旧本館 修復工事

  • 文化・教育施設

国の有形文化財として指定されている、岩手大学農学部(旧盛岡高等農林学校)の旧本館(岩手県盛岡市上田三丁目18番8号)は、1912年に建築された建造物。1902年に開校した旧盛岡高等農林学校の本館として建てられたもので、明治時代に設置された国立専門学校の中心施設のうち、現存している数少ない遺構の一つとなっています。1977年には老朽化に伴う修復工事が行われ、1978年からは資料館として活用。館内では農業に関する資料や文献などを見ることができるとともに、6年間同校で学んだ宮沢賢治に関する資料も展示されているため、多くの人が足を運んでいます。修復工事が行われたものの、ほぼ建築当時の姿を残していることから、非常に貴重な建造物とされています。(2019年3月執筆)

 

 

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