いわき市立白水小学校 閉校
- 文化・教育施設
いわき市立白水小学校(福島県いわき市内郷白水町川平76)は、1898年に常磐炭鉱で働く人たちの子どもたちのために開校し、121年に渡ってたくさんの子どもたちを送り出してきた小学校でした。1993年には木造の校舎に建て替えられ、自然の温もりを感じることのできる少人数学校として、地域と密着しながら歩んできました。ひとりひとりに目が行き届く教育は少人数校ならではの特色で、教員との信頼関係が結びやすい環境でした。また、行事では児童全員に責任ある役が満遍なく任されることにより、責任感のある自立した精神の育成にも成果をあげていました。地域みんなで作り守ってきた同校ですが、児童数減少のため2019年3月をもって閉校。同校に思い出がある方は、折を見てこの場所を訪れ、当時の記憶に思いを馳せてみてください。(2019年4月執筆)