大船渡市立吉浜中学校 閉校
- 文化・教育施設
2020年3月末をもって大船渡市立吉浜中学校(岩手県大船渡市三陸町吉浜字扇洞127-2)が統廃合のため閉校します。県内では学校の再編成が進み、旧三陸町地区の中学校はこの合併でなくなることになり、地域住民からは惜しむ声が聞かれました。73年の歴史を持つ吉浜中学校は1947年に開校し、周囲は鬱蒼とした木々や山、そして太平洋に囲まれた自然にあふれる学校です。ボランティア活動として吉浜海水浴場をはじめ公道の清掃、福祉施設への訪問を行なうなど、地域との繋がりを重視し、地域から愛される学校としての特色を備えています。また、吉浜中生徒の発案により、東日本大震災の津波記念碑が県道沿いに建てられました。閉校まであと1年。吉浜中で過ごす学校生活はとても思い出深いものとなるでしょう。(2019年4月執筆)