宮古市立藤原小学校 閉校
- 文化・教育施設
2020年3月末をもって宮古市立藤原小学校(岩手県宮古市藤原上町1-37)が統廃合のため閉校することになりました。1954年8月に開校した同校は閉伊川を間近に望み、震災の被害から復旧したばかりの三陸鉄道リアス線が走る場所にあります。東日本大震災では津波が校庭に流れ込み被災しましたが、現在復興した校庭には他校から寄贈された桜を植樹し、震災の記憶を後に伝える役割を果たしています。少人数校ならではとも言える、ひとりひとりの学力に応じた個別対応や、成長期に必要な基礎的生活習慣と人との関わりを重視してきた藤原小学校。動向にゆかりのある方は、ぜひもう一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。(2019年6月執筆)