郡山市立大田小学校 閉校
- 文化・教育施設
最新のバリアフリーを備えた三角屋根の校舎が目を引く郡山市立大田小学校(福島県郡山市西田町大田込内664)が、2018年3月をもって閉校し、140年を超える歴史に幕を下ろしました。
1876年に開校した同校は、全校生徒がわずか6名の小規模校。玄関は自動扉になっており、車椅子用トイレがあるなど、あらゆる面で工夫が行き届いた校舎でどんな生徒でも学びやすい環境となっていました。変わった授業や行事も多く、「大田やぐら太鼓」の練習や地元の小学校5校と中学校を交えたスカイプでの交流などは、他にはない珍しい体験として子供達はとても楽しんでいました。
長年の歴史ある校舎に子供達がいなくなるのは寂しいものですが、もし同校に思い出のある方は素晴らしい環境下にある校舎を一目見るために、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2019年6月執筆)