宮古市立刈屋小学校 閉校
- 文化・教育施設
1875年に創立した宮古市立刈屋小学校(岩手県宮古市刈屋第11地割48-3)が2016年3月31日で閉校しました。宮古市内新里地区の4小学校を閉校し、新設の新里小学校に統合されたための閉校です。2017年3月に行われた閉校式典には、児童や卒業生、地域住民など250名もの参加があり、141年で巣立った卒業生は4,500名近くになりました。1973年までは岩手県立宮古高等学校の刈屋分校が併設されていたという歴史もあり、高校生との交流の思い出を持つ人もいるでしょう。
新設の新里小学校は刈屋小学校の校舎を活用しているので、卒業生であれば訪ねて懐かしい思い出をたどることもできます。教員たちが作り継承された刈屋太鼓は消えてしまいましたが、またどこかで演奏されることに期待して見守りましょう。
(2019年7月執筆)