雫石町立安庭小学校 閉校
- 文化・教育施設
1872年に開校し、長く地域の子どもたちの学び舎として親しまれた雫石町立安庭小学校(岩手県岩手郡雫石町西安庭第41地割152-1)が統廃合のため2017年3月末をもって閉校し、145年の歴史に幕を下ろしました。
当校は雫石川のダム湖・御所湖を目の前に望む自然豊かな場所にそびえ、校舎から美しい山々を見ることができます。三世代交流会と称して地域のお年寄りとの親睦を深め、幅広い世代との関わりを通じて目上の人を敬う気持ちを養いました。また図書コーナーが充実しており、近隣の保育所の園児たちや読み聞かせの会が訪問し、本に触れる機会が多くありました。
現在は、安庭小を含む3校が統合した小学校が、同校の校舎を利用して新しい歴史を歩んでいます。安庭小学校に思い出のある方は、懐かしい校舎をもう一度見に行ってみてはいかがでしょうか。
(2017年6月執筆)