岩泉町立小川小学校 閉校
- 文化・教育施設
山あいにひっそりと建つ岩泉町立小川小学校(岩手県下閉伊郡岩泉町袰綿字関屋57-1)が2020年3月末をもって閉校となり、143年の歴史を終えます。校舎前に立つもみじの木は、県内でも有数の景観を誇っている学校のシンボル。秋には真っ赤に色づいた姿を見せ、毎年多くの人が紅葉狩りを楽しんでいます。
同校では地域の老人クラブと連携し、子どもたちが自ら育て収穫したそばを打つ体験を20年に渡り続け、収穫の喜びと地域のお年寄りとの関わりを続けてきました。最後の在校生14人の小さな学校ですが、各種行事を児童が率先して行うなど自主性が高められる教育が行われてきたことが特徴の学校です。
美しい自然に囲まれた同校の姿を、ぜひもう一度目に焼き付けてはいかがでしょうか。
(2019年12月執筆)