物部村立久保小学校 閉校
- 文化・教育施設
山奥の限界集落にひときわ目立つ建物が特徴の、物部村立久保小学校(高知県香美市物部町久保沼井207)が、1980年に閉校し長年の歴史に幕を閉じています。
同校はピンクの板張りが懐かしい2階建て木造校舎の大きな小学校。林業が盛んな昭和30年代には130人もの児童が通学していましたが、林業の衰退と共に地域の人口は減少、閉校を迎えることになりました。それから40年経った現在は全体的に経年劣化がみられるものの、表彰状や版画、歴代の校長先生の写真が飾られており学校の思い出がたくさん詰まっています。
子どもの姿はなくなりましたが、地元の人たちが過ごす憩いの場として活用されています。まだまだ現役の同校に思い出のある方は一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年3月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:遍照の響き/久保小学校
VIDEO : 四国ネットTV 様