【土讃線】 日下駅舎 改修
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土讃線(JR四国)の日下駅舎(高知県高岡郡日高村本郷字神ノ前284番地1)の改修工事が本格化します。2022年10月にJR四国から駅舎を譲り受けた日高村からの発表によると当駅舎の耐震化及び改修工事は今後本格化する予定。駅舎自体の耐震化等を始めとした改修が行われ、地域住民の交流スペースとしての役割の向上や清潔な公衆トイレの整備等が図られる予定です。
日下駅舎は、土讃線開業時の1924年に建設されたもので、当時の木造平屋の駅舎が現在でもその姿を残します。駅舎は地域住民の心の拠り所であり、また歴史を感じられるレトロな雰囲気に魅せられたファンが日本全国に存在するそうです。多くの人々に愛される駅舎ですが以前から指摘されていた耐震性の問題や維持管理費の問題等に関して協議されてきましたが、その改修が正式に決定。その雰囲気は維持されることが予想されますが、長きに渡り親しまれてきたその姿は形を変えそうです。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。素朴で小さい駅舎の美しい歴史を感じ取ることができるはずです。
(2023年3月執筆)
多くの人々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA