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魚梁瀬森林鉄道立岡二号桟道

  • 建物・施設

魚梁瀬森林鉄道立岡二号桟道(高知県安芸郡田野町待井東)は、立岡分岐点から奈半利貯木場に向かう桟道です。この参道は1933年に建設されたもので、石積高架とコンクリートガーダー橋で作られていることが特徴となっています。高架全体は緩やかなカーブを描いた形となっており、田畑などを避けて建造されています。以前はこの橋の先には三連のトラス橋が存在していましたが、現在は橋脚のみが残されている状態です。

この立岡二号桟道は、かつて高知県にあった魚梁瀬森林鉄道を代表する遺構のひとつ。同鉄道は、魚梁瀬杉の運搬を主な目的として開業された鉄道ですが、陸上交通網の整備や魚梁瀬ダムが完成して軌道が水没したことをきっかけとして廃止となっています。

当施設は、他のトンネルや橋などの施設とともに国の重要文化財に指定されています。こちらの桟道に興味がある方は、ぜひ一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年5月執筆)

在りし日の営みを感じれる場所です。

PHOTO:PIXTA

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