物部村立別府小学校 閉校
- 文化・教育施設
物部川の最上流部、別府集落の高台に位置する、物部村立別府小学校(高知県香美市物部町別府55-5)が、1996年に休校後、2003年に統合により閉校となり106年の長い歴史に幕を閉じています。
同校は1897年に開校した、広い校庭にある2階建て木造校舎の小学校。閉校から24年経っていますが、今も校舎内には色褪せた掲示物や時間割がそのままとなっており、この場所だけ当時のまま時間が止まっています。また、林業が栄えていた地域とあって全盛期は100人程度の児童が通っていましたが、休校時には6人まで減少。今後再活用されることもないため取り壊しが予定されています。
もし、同校にゆかりのある方はまだこの地にしっかりと建っている校舎へ今のうちに足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年3月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声が響き渡っていたことでしょう。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/別府小学校
VIDEO : 四国ネットTV 様