丸森町立大張小学校 閉校

  • 文化・教育施設

2022年3月末をもって、丸森町立大張小学校(宮城県伊具郡丸森町大張川張字宮田25-23-3)が閉校しました。

1873年に第7大学第3中学区第5番川張小学校が開校。ここが当校の起源となりそうです。パステルグリーンの屋根の校舎や緑あふれる自然環境に恵まれた同校は、児童数24名の小規模校。大張地区では昔から養蚕が盛んな地域とあって、約30年前から養蚕業を学ぶ伝統行事「まゆっこ活動」が行われています。過去にはその活動が認められ蚕を学ぶ奨励賞を受賞したこともあるそうです。また、6年生になると自分たちで漉いたシルク和紙で卒業証書を作成するなど、町の伝統産業を通したふるさと学習が充実していました。

149年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2022年に閉校。新設の統合校の丸森町立舘矢間小学校が誕生し、当校は独立校としての歴史に幕を下ろしました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2022年5月執筆)

 

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