美保関灯台
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美保関灯台(出雲市大社町日御碕字秘台原山1478)は、島根県松江市美保関町にある山陰最古の灯台です。
当時の政府により「浜田」と「境」の両港が開港場の指定を受け、今後の外国貿易の活発化が予想されました。そこで経ケ岬・出雲日御碕と共に建設されたという歴史的な背景を有します。その初点灯は1898年。水面からの高さ83m・地上14mに位置し、明治時代の面影を残す石造り構造を有します。美保湾を隔てて大山、弓ヶ浜、また遠く隠岐の島を望むことができます。「世界の歴史的灯台100選」および「日本の灯台50選」に選定されている由緒ある灯台です。
ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。きっと当地の歴史ロマンを感じ取れるはずです。
(2023年4月執筆)
島根県出雲市の地に歴史ロマンあふれる灯台があります。
PHOTO:PIXTA