奥州市立黒石小学校 閉校
- 文化・教育施設
奥州市立黒石小学校(岩手県奥州市水沢黒石町長根2-15)はかつて岩手県にあった小学校です。同校が開校したのは1873年のこと。藤春院の本堂に開校したことがその歴史の始まりです。
長い歴史を持つ同校では様々な行事を行ってきましたが、その中のひとつとして1月に行われてきたかるた大会があります。この大会は1989年から続く地区の恒例行事で、90センチ四方のベニヤ板を使用した絵札を使うもの。元々は北上川の河川敷で行われてきましたが、2009年からは同校の校庭や体育館で行われており、巨大な絵札に勢いよくダイブする姿も見られました。
地域に愛され深い歴史をもつ黒石小学校は2024年3月31日に閉校し、151年の歴史に幕を下ろしました。学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年4月執筆)