奥出雲町立三沢小学校 閉校
- 文化・教育施設
奥出雲町立三沢小学校(島根県仁多郡奥出雲町三沢1099番地7)は、島根県仁多郡奥出雲町に位置する歴史ある小学校です。同校は1874年に開校し、長年にわたり子どもたちの学びを支えてきました。
三沢地区は古くから豊かな自然に恵まれ、農林業を中心の産業としてきた地域であり、仁多米づくりやしいたけ栽培などが盛んに行われてきました。学校では、地域の「ひと・もの・こと」に関わる学習や活動を行っています。例えば、戦国時代に要害山に城を構えていた三沢氏を偲んで行われる要害山山城祭りへの参加や、学校裏にある畑で蕎麦作りに取り組んだりしています。このような活動を通じ、ふるさとの良さを知り、大切にしたいと感じる心を育んでいます。
三沢小学校は、統合に伴い2026年3月31日に閉校する予定となっており、152年もの長い歴史に幕を下ろすことになります。閉校を前に、卒業生や地域の方々にとって大切な思い出の場所を訪れ、学校の歴史と共に歩んできた地域の歩みを振り返ってみてはいかがでしょうか。
(2024年11月執筆)