いちき串木野市立羽島中学校 閉校
- 文化・教育施設
いちき串木野市立羽島中学校(鹿児島県いちき串木野市羽島5355)は鹿児島県にある中学校です。1947年に串木野町立第二中学校として設置されており、その後校名の変更が行われています。
同校の校区は、1865年に19名の薩摩藩英国留学生がイギリスへと出航した場所として知られていることから、その史実を生かした特色ある教育に取り組んでいます。毎年4月に行われる「黎明祭」は、小中学生が19名の留学生になりきり、中学生は英語で、小学生は鹿児島弁での発表を行っています。このように、同校は隣の羽島小学校と活発に連携を行っており、合同運動会やさまざまな行事に向けた合同練習などに取り組んできました。
羽島中学校は2026年3月31日に閉校し、79年の歴史に幕を下ろすことになっています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方は、ぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2025年6月執筆)