高山市立岩滝小学校 閉校
- 文化・教育施設
高山市立岩滝小学校(岐阜県高山市滝町220)は、1893年に開校した学校です。同校は、岩井学校と滝学校という2つの学校を統合し、岩滝尋常小学校として創立されました。
開校以来、地域の子どもたちの教育の場として長い歴史を刻み、地域との深い結びつきを育んできました。1920年には岩滝尋常高等小学校に改称され、1947年には大八賀村立岩滝小学校となり、1955年に高山市に編入されて現在の高山市立岩滝小学校となりました。1980年に現所在地に移転し、教育環境が整えられています。しかし2025年時点で在籍児童は11名となり、2026年3月31日の閉校と高山市立東小学校への編入統合が決定しています。
133年の歴史に幕を下ろす同校では、閉校に先立ち地域と学校が一体となった最後の運動会や集会、思い出を振り返るイベントを開催。子どもたちや保護者、地域住民など、学校に関わる人の交流の機会となりました。岩滝小学校にゆかりのある方は、ぜひもう一度足を運んでみてください。
(2025年9月執筆)