Final 2024年9月 記事【高山本線】坂祝駅舎 取壊のイメージ画像 History 103年

【高山本線】坂祝駅舎 取壊

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坂祝駅(JR東海)は1921年に、高山線(現高山本線)の各務ヶ原駅-美濃太田駅間開通時に開業しました。開業時に建てられた木造駅舎は2024年時点で築103年を迎え、長年にわたり地域の玄関口として機能してきました。2004年に無人駅化され、その後も木造駅舎は使用され続けてきました。

長きに渡り当地で活躍してくれた駅舎ですが、老朽化に伴い大きな変化が訪れることになります。2024年JR東海と日本郵便東海支社、坂祝町は、坂祝駅を郵便局と駅機能が一体化した新しい建物に建て替えると発表。この計画では、当年9月から現駅舎の撤去工事が始まり、2026年3月に新郵便局が開業、同年4月に新旅客通路の利用が開始される予定とのことです。

地域の生活基盤維持と利便性向上を指向している取壊・改築とのことです。新しい駅舎との出会いは楽しみではありますが、築103年の歴史を誇る木造駅舎にこそ愛着があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。当時の姿は望めないかもしれませんが、是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。1世紀を超える美しい営みを感じ取ることができるはずです。

(2024年9月執筆)

見慣れた景色は永遠の記憶となります。

 

大切な思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

長きに渡りお疲れ様でした。

PHOTO:写真AC

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