行徳野鳥観察舎 閉鎖
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千葉県市川市にあった、行徳野鳥観察舎(千葉県市川市福栄4-22-11)が耐震強度不足のため閉鎖されました。この観察舎は、都市に残る湿地を生かし、野鳥を保護する施設として1979年に建てられました。観察舎建設と同時にNPO法人行徳野鳥観察舎友の会が設立され、観察舎が閉鎖された後も野鳥の救護活動は続けられています。窓際に44台の望遠鏡が並べられており、係員の説明を聞きながら野鳥の観察ができました。また、元日には朝6時から8時まで開放され、初日の出と共に鳥の観察をすることもできました。観察舎が建てられた緑地は宮内庁新浜鴨場に隣接されており、野鳥の楽園という愛称で近隣住民からも親しまれています。残念ながら2018年3月いっぱいで閉鎖されています。愛鳥家からその閉鎖を惜しむ声が聞こえてきます。(2018年5月執筆)