Final 2025年11月3日 記事NANAIRO WHEEL 営業終了・解体のイメージ画像 History 10年

NANAIRO WHEEL 営業終了・解体

  • 娯楽施設

富山県小矢部市にある三井アウトレットパーク北陸小矢部の開業とともに、地域の象徴として輝きを放ってきた観覧車「NANAIRO WHEEL(ナナイロホイール)」は、この地における歴史的役割を終え、惜しまれながらその運行を終えることとなりました。

この観覧車の計画は、北陸エリア初の本格的なアウトレットモールとして、広域からの集客と地域経済の活性化に貢献することを目指す中で進められました。2015年7月16日、アウトレットパークのグランドオープンに合わせて営業を開始。その名称は、公募によって寄せられたアイデアの中から「NANAIRO WHEEL」に決定し、夜間に七色に変化するライトアップの美しさと、開業日の「7(なな)月16(いろ)日」の語呂合わせが由来となっています。全長約50メートルを誇るこの観覧車は、富山県の交通の要衝である国道8号からもその存在感を放ち、施設全体のシンボルとして広く親しまれてきました。晴れた日にはゴンドラから立山連峰を一望できる景観が人気を集め、地域外からの訪問客を小矢部市へと誘致する重要な役割を担いました。特にゴンドラは、商業施設ならではのショッピングバッグの形をしており、「空飛ぶショッピングバッグ」の愛称で親しまれました。また、ゴンドラ内部には冷暖房設備や音楽を大音量で楽しめるスピーカーが搭載され、床の一部がシースルーになっているなど、個性的な体験が提供されていました。

しかし、約10年間にわたる運行を経て、観覧車は2025年11月3日をもって営業を終了しました。最後の運行となった2025年11月3日の午後8時には、感謝の意を込めた「消灯式」が実施されました。観覧車は、翌年の2026年春までに解体・撤去される予定となっています。このシンボルが姿を消すことについて、利用者からは多くの営業終了を惜しむ声が聞かれ、地域のコミュニティや訪れる人々の思い出として深く刻まれた存在であったようです。

長きにわたり、北陸小矢部の地に賑わいと感動を提供し続けてくださった運営主様の多大な尽力に対し、心からの敬意が表されます。NANAIRO WHEELが織りなした七色の光と、ゴンドラから見下ろした美しい立山連峰の景色、そしてそこで生まれた数々の思い出が、ファンの皆さまの心の中で永遠に輝き続けることが願われます。

(2025年11月執筆)

 

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