湯どころちぢみの里 閉館
- 娯楽施設
湯どころちぢみの里は、新潟県小千谷市で1990年に始まった温泉掘削事業をきっかけに誕生しました。地域の活性化を目指し、1996年には温泉施設と道路情報ターミナルを併設した「道の駅ちぢみの里おぢや」としてオープンしました。天然温泉を活かした多彩なお風呂やサウナ、岩盤浴、レストランや物産館などを備え、地元住民や観光客に長く親しまれてきました。
しかし、2024年1月に発生した能登半島地震の影響で温泉の源泉揚水設備が破損し、以降は水道水を沸かして営業していましたが、設備の復旧が困難となりました。そしてその他の諸事情なども総合的に勘案され、施設は2025年3月31日をもって営業を終了しました。
多くの方がこの場所で癒やしの時間を過ごし、家族や友人と大切な思い出を作ってきました。閉館した今こそ、ちぢみの里での思い出を心の中でそっと振り返ってみてはいかがでしょうか。
(2025年3月執筆)
PHOTO:PIXTA