鳥取市立鹿野小学校 閉校
- 文化・教育施設
鳥取市立鹿野小学校（鳥取県鳥取市鹿野町鹿野2888）は2001年4月に創立された小学校。同校の特色は、「エコ活動」に力を入れていたこと。例えば100トンもの雨水を貯めるタンクや、体育館の屋根にソーラーパネルを設置するなど設備面はもちろん、自分たちの周りの環境調査を行ったり、地域の人々に不法投棄の現場を取材したり。授業の中でも再生紙のハガキや廃油の石鹸を作って販売し、その収益金で植樹を行うなどさまざまなエコに対する取り組みを行うことで、学校だけではなく、家庭そして地域へと活動がどんどん広がって行きました。
しかし、同校は鳥取市立鹿野学園への移行により2018年3月31日に閉校となり、17年の歴史にピリオドを打ちました。ただ、校舎はまだ残されており、鹿野学園流沙川学舎として利用されています。同校にゆかりがある方は、名前こそ変わってしまったものの、当時の面影を残す校舎を訪れてみてはいかがでしょう。昔の思い出が蘇ってくるはずです。（2018年12月執筆）
