【山陰本線】宝木駅舎 取壊か
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利用減少・老朽化が進む地方路線駅舎について、JR西日本は地域住民と協議しながらコンパクト化を進める方針を発表しました。維持管理コスト削減・バリアフリー化促進・地域活性化等がその目的とされます。この方向性の中で山陰本線の宝木駅のシンプル化の可能性が高まっています。
宝木駅の開業は1907年。帝国鉄道庁管理の「鳥取仮停車場-青谷駅間」延伸時に開設されたことを起源とします。以降、線路名称改称・国鉄分割民営化・無人駅化などの歴史を繋ぎ、現在に至るまで地域の方々や旅行者の大切な交通拠点として活躍しています。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホーム間移動用の跨線橋と小さな木造駅舎を有する無人駅です。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。見慣れた景色に残された時間は短いのかもしれません。
(2024年4月執筆)
PHOTO:PIXTA