【山陰本線】浦安駅舎 取壊/建替
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山陰本線の浦安駅がその姿を大きく変えそうです。
1903年に八橋駅として開業した浦安駅は、JR西日本山陰本線の小さな駅です。相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅でホーム間を跨線橋が連結します。
その後、線路名称制定（1909年）、駅名改称（1938年・1949年）、荷物扱廃止（1986年）、国鉄分割民営化（1987年）などの歴史を繋ぎ、2020年には無人駅化されました。
長きに渡り当地で活躍してくれた駅舎ですが、1934年に完成した木造駅舎を始めとして、各所に老朽化が目立っていました。そしてそれらの課題を解決すべく「浦安駅の整備概要」に関して、当局から将来の方向性が正式に発表されました。そこでは駅舎・跨線橋等の既存施設改修についての言及がされています。
新しい綺麗な駅舎の登場は待ち遠しいのですが、長年に渡り当地の景色を彩ってくれた現在の浦安駅舎には多くの方々の思い出が詰まります。是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。「『じゃない方』の、浦安。」の小さな駅舎がきっとあなたを暖かく迎えてくれるはずです。
（2024年4月執筆）
PHOTO:PIXTA
