みやま市立山川南部小学校 閉校
- 文化・教育施設
のどかな田畑に囲まれた場所にある、みやま市立山川南部小学校(福岡県みやま市山川町重冨121)が131年の歴史に幕を閉じました。
1885年に開校した同校は、全校生徒が70人を切る少人数学級でしたが、地域の方々の協力もあってみんなすくすくと育っていました。小学校の多目的広場を利用した「山川なんぶっこアンビシャス広場」は老人クラブや民生児童委員など多くの方々の支えにより開設。スポーツや科学教室、宿題など大変賑わいを見せる活動が盛んでした。夏には同校の卒業生ボランティアによる「サマースクール」が行われ、子どもたちは毎年とても楽しみにしていたようです。
地域に愛され元気いっぱいの子供たちの歓声が響いていた同校。残念ながら2016年3月31日、桜舞館小学校との統合のために同校は閉校しました。しかし、多くの方の優しさを受けた子どもたちの胸にはきっと、当時の思い出がいつまでも刻み込まれていることでしょう。
(2019年2月執筆)
機能的で美しい校舎です。
かわいらしい中庭です。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:KAZE様