旧茨城県立土浦中学校本館 新校舎完成
- 文化・教育施設
1904年に建築された、旧土浦中学校(茨城県土浦市真鍋町2390番地の2)の本館は、国の重要文化財として指定されています。現在は茨城県立土浦第一高等学校の敷地内に建っており、平面は凹字型で左右対称、西欧の雰囲気を感じられるゴシック様式。その気品溢れる本館の入り口や重厚な印象を受ける校舎内は、映画やドラマの撮影にも多く使用されてきたという歴史があります。重要文化財として指定されたのは1976年のことでしたが、旧制中学校の校舎としては初めてのこと。新校舎ができた現在では、学校の歴史資料などの展示、一部の部活動などのために現役で使用されています。2019年3月に耐震補強工事が終了し、内部は定期的に一般公開されています。美しいゴシック様式の校舎を一度目にしてみませんか。(2019年3月執筆)