尾鷲市立三木小学校 閉校
- 文化・教育施設
三木浦湾を一望できる高台に位置する尾鷲市立三木小学校(三重県尾鷲市三木浦町391)が、2019年3月末をもって、140年余りの長い歴史に終止符を打ちました。
1877年創立の同校は、広い2階建ての木造校舎が美しい小規模学校。生徒数はわずか15人と少なかったものの、学校行事の際には多くの地域住民らが参加したことでいつも大盛り上がりだったようです。しかし、少子化の影響を受けて年々児童数は減少、同校最後の卒業式ではたった1人の生徒が学び舎を巣立っていきました。在校生も先輩との楽しい思い出がたくさんあったようで、式典では涙する場面も。そんなさまざまな思いが詰まった同校がまたひとつ無くなってしまうのは寂しいですが、もしこの場所にゆかりのある方は一度訪れてはいかがでしょうか。
(2019年9月執筆)
格式を感じられる入り口です。
何かの記念モニュメントでしょうか。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:遍照の響き/三木小学校