紀北町立矢口小学校 閉校

  • 文化・教育施設

紀北町立矢口小学校(三重県北牟婁郡紀北町矢口浦311)は、三重県にある小学校。同校は1877年に創立された、長い歴史を持つ学校です。

同校がある三重県紀北町は、古くから林業が盛んに行われてきた地域です。高い耐久性と美しい光沢を持つ尾鷲ヒノキの産地としても知られており、全校児童が参加しての植樹体験を行ったこともあります。この体験活動では、まず紀伊町内で育てられている尾鷲ヒノキの特徴や林業とはどのような仕事なのか、また体験で植栽する樹木についての説明が行われた上で、森林組合の職員の指導のもと苗木を植えました。この時に植えた苗木はヒノキやコウゾ、ミツマタなど合計500本。自分で植えた木に愛着を感じ、木に親しむことができる貴重な体験となりました。

このように、さまざまな取り組みを行ってきた矢口小学校ですが、2025年3月31日に閉校し、147年の歴史に幕を下ろすことが決まっています。こちらの学校にゆかりがある方は、ぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2025年2月執筆)

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