Final 2024年10月15日 記事【名松線】伊勢竹原駅舎 取壊のイメージ画像 History 89年

【名松線】伊勢竹原駅舎 取壊

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伊勢竹原駅(JR東海)は、1935年12月5日に鉄道省名松線の「家城駅 – 伊勢奥津駅間」開通時に開設されました。1965年に貨物取扱が廃止され、1986年には無人駅化されました。

1959年の伊勢湾台風で一時不通となりましたが、同年11月に復旧しました。2009年から2016年まで再び不通期間がありましたが、2016年3月に運行が再開されました。現在は JR 東海の無人駅として運営され、単式ホーム1面1線の構造を持ちます。2019年度の1日平均乗車人員は10人程度と、地域の小規模駅として機能しています。

1935年の開業以来、使用され続けた木造駅舎は、駅名表示の右書き旧字体「驛原竹勢伊」が表記されるなどなど、レトロな雰囲気を残しています。長きに渡り駅のアイコンであり続けてくれた駅舎ですが、老朽化のため取壊されます。多くの人々の心の中に永遠に記憶されることでしょう。

(2024年10月執筆)

多くの人々の大切な記憶を詰め込んでその歴史の幕を下ろしてくれた木造駅舎です。

PHOTO:PIXTA

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