森町立天方小学校 嵯塚分校 閉校
- 文化・教育施設
森町立天方小学校の嵯塚分校(住所不明:静岡県周智郡森町嵯塚)は、1890年に天方小学校の分校として開校した小学校です。最も多いときで40人から50人程度の児童が嵯塚分校で学んでいましたが、1977年に休校した後1990年に閉校となり、100年の歴史に幕を下ろしました。
現在も当時使われていた平屋建ての校舎は残されています。部屋は教室が2つ、職員室があり、校舎の裏手には職員が泊まるための建物も建設されていました。曲がりくねった山道の先にあり、たどり着くまでには容易ではない場所ではあるものの、その姿を一目見ようとこの場所を訪れる人も多いのだとか。嵯塚分校やこの地域にゆかりのある方は、無理のない範囲でこの場所をもう一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年5月執筆)
かなり荒れてしまっておりますが、確かにここに学び舎がありました。
遊具が寂しげに佇んでおります。
PHOTO:遍照の響き/天方小学校・嵯塚分校