春野町立熊切小学校 五和分校 閉校
- 文化・教育施設
山奥にひっそりと佇む春野町立熊切小学校の五和分校(静岡県浜松市天竜区春野町五和)。五和分校は開校したものの、1956年3月3日に閉鎖されるまで2年半しか使用されなかったという歴史があります。
この学校についての記述はあまり残されていないため、当時の様子を知ることは難しそうですが、子どもたちが通っていた木造校舎はまだ残されています。実際に訪れてみると、閉校から60年以上経っているだけの時間を感じさせる外観となっており、内部はかなり荒れている状態。ただ、跡地を訪れると「春野町立熊切小学校五和分校跡」と刻まれた石碑を確認することができます。
五和分校にゆかりのある方は、一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。すでに忘れてしまっていた記憶が蘇ってくるかもしれません。
(2019年5月執筆)
きっと沢山の思い出が詰まっている建物です。
ここに学び舎が存在した。確かな証がここにあります。
これからもその歴史を語り継ぐ存在であり続けて下さい。
PHOTO:遍照の響き/熊切小学校・五和分校