米原尋常高等小学校 閉校
- 文化・教育施設
米原駅東口から近い、のどかな住宅地に旧米原尋常高等小学校(滋賀県米原市米原667)はありました。1923年に開校し、その後学制改革により米原小学校と名前を変え子どもたちの学び舎として使われてきましたが、1986年の統合により新校舎を伴い新米原小学校となり、旧米原小学校は63年の歴史を終えました。
大正時代に竣工された温もりのある木造校舎は多くの人々から愛され、閉校後もしばらくの間市民センターとして活用されていましたが2018年の時点で校舎は取り壊されてしまったようです。建物は残念ながらなくなってしまいましたが、戦前の記憶を現在に伝える懐かしさあふれる木造校舎の思い出は人々の心からなくなることはないことでしょう。
(2019年5月執筆)