【石山坂本線】びわこ号色塗装車両 引退
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「びわこ号」は1934年に誕生し、天満橋-浜大津(現・びわ湖浜大津)間を結ぶ直通列車として運行を開始しました。この列車は1970年まで運行を続け、多くの乗客に親しまれました。
2020年9月14日、「びわこ号」の運行終了から50周年を記念して、石山坂本線で600形「びわこ号色塗装」列車の運行が開始されました。この復刻塗装車両は約4年間の運行が予定されていました。復刻した「びわこ号色塗装」列車は、石山坂本線で運行され、乗客や鉄道ファンの注目を集めました。
在りし日の「びわこ号」の姿を現代によみがえらせ、鉄道の歴史を伝承する車両として活躍する車両ですが、2024年9月23日の、600形「びわこ号色塗装」車両の運行終了が当局から正式に発表されました。ラストランまで各種の運行終了イベントが実施される予定とのことですので、ご興味のある方はその機会を利用されてはいかがでしょうか。
(2024年8月執筆)
PHOTO:写真AC