土倉鉱山
- 建物・施設
滋賀県長浜市にある土倉鉱山は、1910年から1965年まで操業された銅鉱山です。最盛期には1500人もの人々が暮らす鉱山町が形成され、当地は大きく繁栄します。
鉱山は田中銀之助によって開発され、その後、民間事業者によって経営されました。しかし、銅の輸入自由化や鉱質低下により競争力を失い閉山に至ります。
現在、その独特な景観から「滋賀のマチュ・ピチュ」とも呼ばれ、坑道や選鉱場跡などの遺構がその姿を残します。滋賀県長浜市の山深い地にも歴史ロマン溢れる鉱山跡が存在します。
(2024年4月執筆)
「滋賀のマチュ・ピチュ」と呼ばれる姿は魅力的です。
在りし日の営みを今に伝えます。
PHOTO:写真AC