雲仙市立雲仙小学校 閉校
- 文化・教育施設
山岳地に位置する雲仙市立雲仙小学校(長崎県雲仙市小浜町雲仙386)が2020年3月末をもって閉校することになりました。日本で最初に制定された雲仙国立公園の敷地内にある同校は1887年に開校、長らく雲仙中学校との異年齢合同教育でしたが2008年に中学校が統合により廃校となり、現在は小学校のみで編成も3・4年と5・6年生の複式学級となっています。
最終年度の在校児童は11名と少数ですが、PTAやボランティアなど近隣の住民との交流は深く、温泉街の従業員と合同で開催する運動会や、「子ども観光ガイド」として子どもたち自ら観光客へ郷土の紹介を行い、長年に渡り地域との関わりを大切にし続けてきました。
133年の歴史の間に巣立っていった卒業生や関係者の方など、思い出がある方はまた懐かしい校舎へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年1月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
沢山の思い出がつまった校舎です。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:kattyan様