黒佐水泳学校 閉校
- 文化・教育施設
北九州市にある黒佐水泳学校(福岡県北九州市八幡東区桃園3-1-3)が、2019年11月末に閉校します。
同校は、1964年の東京五輪をきっかけとして1965年に開校した九州で最も古いスイミングスクール。翌年からは同市の桃園市民プールを拠点とし小学生から大人まで幅広く教室を開き、競泳の普及と強化に大きく貢献してきました。1972年のミュンヘン五輪では女子背泳ぎで青木(旧姓藤村)佳津選手が出場するなど、大きな大会で活躍する有力選手を輩出しています。
現在は、午前中に婦人向け、夕方に子供向けの教室を行っていますが、残念ながら指導者の高齢化により、54年の歴史に幕を下ろすことになりました。子どもの頃に同校で水泳を習い、泳げるようになったという方にとっては特に思い出のスイミングスクールでしょう。ゆかりのある方は、閉校前にもう一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年11月執筆)