ひたちなか市立阿字ヶ浦中学校 閉校
- 文化・教育施設
2021年3月末をもって、ひたちなか市立阿字ヶ浦駅中学校(茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町610番地)が閉校します。
1947年に阿字ヶ浦小学校の一部を仮校舎として那珂郡前渡村立阿字ヶ浦中学校が創立。ここが阿字ヶ浦中学校の起源となります。同校は、広大なグラウンドを持つ生徒数37名の小規模校。少人数のため縦割り活動が多く、学年に関係なく良好な関係が築かれているそうです。また、毎年総合学習の時間を使って地域に残る貴重な自然のひとつである「スカシユリ」の花の保護活動にも取り組んでいます。その様子をさまざまな場所で発表し、多くの優秀な賞を受賞。自然保護や地域と連携した活動で充実した学校生活を送っているとのことです。
74年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2021年に閉校し、その歴史は新設の統合校のひたちなか市立美乃浜学園に引き継がれます。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年1月執筆)