Final 2021年3月31日 記事南島原市立蒲河小学校 閉校のイメージ画像 History 147年

南島原市立蒲河小学校 閉校

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2021年3月末をもって、南島原市立蒲河小学校(長崎県南島原市有家町蒲河1641)が閉校しました。

当校の設立は1874年。蒲河名字浜の住宅で授業を開始された史実があります。ここが当校の源流になりそうです。雲仙天草国立公園から南方にほど近く。小高い丘の上に静かに佇む可愛らしい学び舎です。豊かな自然に恵まれておおらかな心を持つ子供たちが多いそうです。

歴史的にも貴重な史実が数多く存在する場所。古くは島原の乱の舞台ともなった土地でもあります。近隣にはセミナリヨ跡、キリシタン史跡公園などの旧跡も存在します。そして夏季には「ありえ浜んこら祭」が開催。元気いっぱいの若者が種々の芸を披露したり、当地の故人への畏敬の念を再確認する「南島原精霊燈・精霊流し」が行われます。

147年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2021年に閉校。その歴史は統合校の南島原市立有家小学校に引き継がれました。ゆかりのある方はこの場所に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2021年3月執筆)

 

かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。

 

長きに渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。

 

長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。

PHOTO:kattyan

 

VIDEO : 長崎県南島原市 様

 

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